2009年9月23日水曜日

北名古屋市歴史民俗資料館と商店街

環境とアート ゼミ記録 2009/09/22
参加者:北浦、高橋、壬生、岩佐、小此木、米倉、岸


先日市役所の方にぜひ見て下さいと勧められた北名古屋市歴史民俗資料館へみんなで行ってきました。
ここは昭和時代、なかでも戦後から昭和30年代にかけての暮らしに重点を置いた多くの資料が展示されています。
資料館に一歩足を踏み込むと、懐かしいという言葉をつい発してしまうような空間で、人々の郷愁を誘い、昔のキオクが呼び覚まされます。
そういった意味では今回の私たちの作品のコンセプトに通じるものもあり、過去を垣間見ると共に参考にもなりました。


作品を設置するにあたり、こういったモノに宿る力で人々の中に眠る思い出や記憶がよみがえる効果を多いに期待しています。



さて、そのためには北名古屋市に住む人々の思い出をかき集めなくてはいけません。
資料館を後にして今度は作品が設置される予定地周辺の商店街へ向かい一軒ずつお願いに回りました。
ちょうど連休中のために閉まっているお店も何軒かあったので、メインストリートを外れた商店街にも数軒伺いました。
手作り桶のお店や昔ながらの金物店、布団屋さん、薬屋さんなどどこか懐かしい感じのお店が並んでいて、なんだかいい物がありそうな雰囲気がします!


今回は作品の告知とモノの募集を呼びかけたので、
来週はモノを集めにもう一度ここを訪れます!



☆イタリア製のガラスブロックを北浦さんが取り寄せてくれました。
内側が鏡面加工してあるのでまた違った見え方になります。
建築的要素が少し和らぎ良い効果が期待できそうです!!


記録:岸

2009年9月10日木曜日

工務店の方に会う

環境とアート ゼミ記録 2009/09/10 
参加者:北浦、松野、壬生、小此木、岸


岡崎にある南川先生の事務所にて、工務店の方とガラスブロックの施行について打ち合わせを行いました。



◦基礎について

基礎はガラスブロックの設置面から下に真っすぐ設けると、風等の影響によって倒れてしまう事が心配なので、より安定感を得るためフーチングを設ける事を進められた。

しかし、地中であっても定められている敷地内からはみ出る事になるので、市役所の方と検討する必要がある。



◦基礎とガラスブロックの接地面について

基礎にアンカーを打ってガラスブロックを積み上げて行く。

ガラスブロックの底面にアルミ枠を設けない。(無くても十分収まるし、コストも抑えられる)



◦湿気・結露対策について

上/天板のステンレス部分を隙間が空くように被せる事ができる構造にする。(その際隙間部分から虫やゴミが入らない様に網を張る)

下/ガラスブロックの内側から基礎部分にかけてパイプを仕込む。



◦目地の問題点

ガラスブロックの目地を埋める際にモルタルがどうしてもこぼれ落ちるので、内側を塗った場合モルタルを拾う事が出来ない。

そのため、中に入れるオブジェはガラスブロックの完成後に入れる方が施行しやすい。





確認すべきこと

・今後の完成に向けての大まかなスケジュール

・訂正後の図面

・コーナーブロックは他のメーカーにもっと都合のいいものがないかどうかの確認

・ガラスブロックの品番

・ガラスブロックの施行とオブジェの設置、どちらを先に行うか



今日の打ち合わせで、施行に向けてだいぶ具体的になってきたように感じました。

やはりプロは違うな〜〜と実感です。

そこで、また検討すべきことが出てきました。メインは中のオブジェなのにそこがまだまだあやふやです。

今後も話を進めて街の人に大事にされる作品にしていきたいと思います。


記録:岸
・ガラスブロックのサンプルを請求しました。現在検討しているのは日本製ですが、今回請求したのはイタリア製です。ちょっと仕様が違うようです。コーナーブロックも違う形状のものがありました。
(サンプルが届いたら誰か家まで取りに来てください。)
・9/22の見学会と合わせて、ガラスブロックの検討をしませんか?
・現段階での訂正した図面と、使用予定の材料の品番を工務店さんにメールしておきました。
北浦

2009年9月4日金曜日

生命の樹

生命の樹 その後  2009/09/04  記録:北浦



生命の樹の花の植変えに立ち会ってきました。
作品は、3月の竣工時より錆が進行して真赤です。
芝も青々として、たくましく清々しい感じがしました。

もうすぐ色とりどりのハイビスカスが咲きます。
Posted by Picasa