環境とアート ゼミ記録 2009/09/22
参加者:北浦、高橋、壬生、岩佐、小此木、米倉、岸
先日市役所の方にぜひ見て下さいと勧められた北名古屋市歴史民俗資料館へみんなで行ってきました。
ここは昭和時代、なかでも戦後から昭和30年代にかけての暮らしに重点を置いた多くの資料が展示されています。
資料館に一歩足を踏み込むと、懐かしいという言葉をつい発してしまうような空間で、人々の郷愁を誘い、昔のキオクが呼び覚まされます。
そういった意味では今回の私たちの作品のコンセプトに通じるものもあり、過去を垣間見ると共に参考にもなりました。
作品を設置するにあたり、こういったモノに宿る力で人々の中に眠る思い出や記憶がよみがえる効果を多いに期待しています。
さて、そのためには北名古屋市に住む人々の思い出をかき集めなくてはいけません。
資料館を後にして今度は作品が設置される予定地周辺の商店街へ向かい一軒ずつお願いに回りました。
ちょうど連休中のために閉まっているお店も何軒かあったので、メインストリートを外れた商店街にも数軒伺いました。
手作り桶のお店や昔ながらの金物店、布団屋さん、薬屋さんなどどこか懐かしい感じのお店が並んでいて、なんだかいい物がありそうな雰囲気がします!
今回は作品の告知とモノの募集を呼びかけたので、
来週はモノを集めにもう一度ここを訪れます!
☆イタリア製のガラスブロックを北浦さんが取り寄せてくれました。
内側が鏡面加工してあるのでまた違った見え方になります。
建築的要素が少し和らぎ良い効果が期待できそうです!!
記録:岸